るんちゃ、るんちゃ、るんちゃっちゃ~♪
狼少年多発出没地域。胸焼け注意。糖分過剰摂取注意。糖分補給用。
みやかお小説をおいていこ~ね
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ミニ小説・かおるの憂鬱
かおるは、何度も何度も同じことをしていた。みやこの家がある通りの前を、行ったりきたり。実は朝のロードワークの途中、近くまで来たので通ってみようかな~と思ったのだ。仮にも、女同士でも、付き合っている、好きあっている事に変わりはないのだから。
「何でこんなに、緊張するんだろ・・・」
かおるはなぜか無性にどきどきと鼓動する胸を、押さえつつその場をまた回り始める。そして、数分後・・・。
「あ!かおるさーん!来てくれたんですの!?」
「み、みやこっ・・・・!」
朝の空気を吸おうとして窓を開けたみやこに、呼びかけられる。みやこの家の近くまでは何とかこれていたかおるは、固まってしまった。しかしみやこはそんなことには気がつかず、かおるにまた大きな声で呼びかける。それも心底来てくれてうれしいという感情があふれている声で。ここで帰ったら、せっかくみやこと毎日楽しくやれているのにみやこを傷つけちまうな。かおるは、決心した。
「おーい!みやこー!会いに来たんだ!」
ええい!一時の恥だ!かおるは決死の思いで呼びかけをした。もし帰ってみやこを悲しませたりしたら・・・。みやこのことだ。ずいぶん落ち込んでしまうに違いなかった。
「まぁ!かおるさん!今行きます!」
みやこの喜んだ声が、よく聞こえる・・・。かおるはうつむいて、ため息をついた。最近のかおるの憂鬱。それは、朝のロードワークのたびに、こうしてみやこの所に来てしまい、走れなくなること・・・。
「何でこんなに、緊張するんだろ・・・」
かおるはなぜか無性にどきどきと鼓動する胸を、押さえつつその場をまた回り始める。そして、数分後・・・。
「あ!かおるさーん!来てくれたんですの!?」
「み、みやこっ・・・・!」
朝の空気を吸おうとして窓を開けたみやこに、呼びかけられる。みやこの家の近くまでは何とかこれていたかおるは、固まってしまった。しかしみやこはそんなことには気がつかず、かおるにまた大きな声で呼びかける。それも心底来てくれてうれしいという感情があふれている声で。ここで帰ったら、せっかくみやこと毎日楽しくやれているのにみやこを傷つけちまうな。かおるは、決心した。
「おーい!みやこー!会いに来たんだ!」
ええい!一時の恥だ!かおるは決死の思いで呼びかけをした。もし帰ってみやこを悲しませたりしたら・・・。みやこのことだ。ずいぶん落ち込んでしまうに違いなかった。
「まぁ!かおるさん!今行きます!」
みやこの喜んだ声が、よく聞こえる・・・。かおるはうつむいて、ため息をついた。最近のかおるの憂鬱。それは、朝のロードワークのたびに、こうしてみやこの所に来てしまい、走れなくなること・・・。
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