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 ブラック・ウィーク みやこの大計画編

~多少裏向けが入るかも~



さて、時刻も夕方を過ぎて暗くなり、そろそろ家に帰らなければ。みやこがぐったりしたかおるを起こして部屋を出ると、ももこはアニメがあるとかで先に帰ったという。
「ふっ・・・ももこさん、ナイス!」
「何か言ったかい、みやこ?」
「いいえ、何も。それよりも博士。明日からの連休を使っての旅行。かおるさんには私から話しておきますわ。朝に研究所で集合ですから、寝坊しないでくださいね」
ももこさんが寝坊したら困るけど、そしたら起きるまでかおるさんと二人きり。みやこは一人にやりと笑う。
「ああ、わかってる。前からあそこには研究しに行きたかったんだ。ケンも喜んでるよ。ピーチも連れて行って、一緒にあそこの自然の中で研究してみた言っていってたからね」
「ももこさんも、あそこのスウィートのお店に行ってみたかったそうですし、偶然あそこのお店の割引券を持っていてよかったですわ」
本当はそれを狙って、わざわざもらってきたんですけどね。みやこはククク、と心の中で笑う。博士もケンもピーチも研究しに。ももこさんはお菓子を食べに。となるとあそこの旅館は私とかおるさんの貸しきり状態・・・。
「ふふっ・・・」
「じゃあ、かおるにはちゃんと説明しておいてくれよ。旅行の計画が完全に決まったって」
「ええ。では、また明日」
軽く頭を下げて、みやこは研究所の玄関へと向かった。玄関では、まだかおるがぐったりとしていた。かおるはみやこがふんわり笑いながら近づいてくるのを見て、重たい体を動かして何とか立ち上がった。座ったままだと、何をされることか。今日は、もういやだ。大体みやこのやつ、どこであんなの覚えてきたんだ。かおるは少し憤然としながら思う。そりゃあ帰りは一緒に帰らなかったし、帰る時間も遅くなった。学校でも旅行の計画の話を適当に聞き流してサッカーしに行ったけどさ・・・。
「何もあんな何回も・・・」
「ナニがあんな何回も、何ですか?」
「み、みやこ・・・!」
まったく気配を感じさせずに、みやこがかおるのすぐそば。それもいくら同性の友達でも明らかに近すぎる距離。耳に吐息がかかって、体にゾワッと刺激が走る。
「あ・・・・・・」
「ナニが、何回もなんですか・・・?」
わかってるな。かおるはそう直感した。わかっていて、あえて言っているな、こいつ。だが身を離して逃げようにも、もうみやこの白くきれいな細腕がしっかりとかおるの体に絡み付いている。そしてその延長上にあるまたまた細くきれいで白い指が、かおるの胸を這い回る。
「あっ・・・・ん・・・」
離そうとしても体に力が入らないし、こういうときのみやこは、すごく力が強い。かおるでも勝てないときがあるくらいだ。やばい!今すぐ何とかして離れないと!でももし質問に答えても、そのまま勢いでなだれ込んでくる!どうしよう!今日はこれ以上やられたら・・・!
「ああっ!んはぁ・・・・・・」
かおるが珍しく頭をフル回転させて窮地を切り抜けようとしているときも、みやこの執拗な攻撃はやまない。みやこはかおるの上気し始めてきた頬をなめながら、これでかおるさんも堕ちましたわ。後は、いい感じになってきたところで、明日の話をしてあげれば・・・。
「あっ!やぁ!・・・・もっ・・・やぁぁ・・・・」
みやこの小さな舌が、かおるの耳をなめ上げる。かおるは普段は絶対に出さないような、そう、可愛らしい女の子の声を上げる。
「このままここでするのと、そこの茂みでやるの、どっちがいいですか?人に見られそうになりながら、します?」
答えはわかっている。でもあえて言わせたいのが、女心ですよね。みやこはなかなか答えないかおるの胸へと手を伸ばし、だんだんと形がくっきりしてきた部分を摘み上げる。
「うぁっ!・・・あぅっ・・・茂みに、して・・・・」
「では早速!・・・・・・・」
みやこはすばやく、あっという間にかおるを茂みへと連れ込んだ・・・。
 帰り道、みやことかおるが別れる場所。
「じゃあ、明日の朝、迎えに来てくださいね」
「わかったよ・・・。荷物とかはこの予定表のものでいいんだな?」
「後は自分の必要なものを持ってきてください。ああ、それとですね、かおるさん。」
「な、なんだよ・・・・?」
「私をまた一人にして怒らせると、次は今日ぐらいじゃすみませんよ。それに、旅行の場所には、研究施設がいくつかと、スウィートのお店がたくさんあるそうですわ」
にっこりと笑うみやこ。脅しだ。これは絶対に脅しだ。要するに二人きりだから、逃げるなってことか!?逃げたら、今日のじゃすまないって・・・。今日のでも、もう体が重い・・・。かおるはがたがた震えだす。これ以上って、そんなにされたら、俺、どうなっちゃうんだろう・・・。
「じゃあかおるさん。また明日」
「あ、ああ・・・・また明日な、みやこ」
・・・・・ナニを俺は。いったいどんなことされるのかって、期待してるんだバカ!普通にもどれ、俺!それにしても、みやこは恐ろしい。
「あの提案の飲ませ方は、無理やりだろ・・・」
人がつかれきってぐったりしてるときに、うまく言いくるめるなんて。後でだまされたと気づいたって、みやこ相手に今のなしなんていえないしな・・・。かおるはすっかり真っ暗になってしまった道をだらだらと歩き出した。明日から四日間、旅行に出かけるために。みやこと過ごすために。そして疲れていて、歩き出していたから聞こえなかった。遠くから聞こえる、みやこの笑い声が。
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